2018.12.29更新

今年も様々な手術を経験しあっと言う間に1年が過ぎ去った。総括してみる。手術件数に関しては、開院から毎年随時更新しホームページにアップしているので、ぜひご覧ください。


まず白内障手術だと…今年は両眼同時手術を積極的に行い、患者様の社会復帰を早める事に成功した。強膜内固定術は、時々は必要になる技術だし、そのクオリティはしっかりと担保されている。IOLの入れ替えは、CCCがレンズカバーされていれば2ケ月以上経過していても嚢との癒着は外せて、問題無く入れ替えは出来る事が分かった。あまりやりたい手術ではないが…難しくはない。


また、個人的には…高度近視眼の白内障患者様は両眼同時手術をしてあげると、一時的な不同視を引き起こさないで済むため本当に良い方法だと思う。これからも当院では積極的に勧めていく。また、2焦点IOLも何故か相性が良いように感じている。


多焦点眼内レンズ…特に2焦点レンズは中途半端で欠点が多いため、一人一人の患者様と真摯に向き合い、悩み、そこから得た経験はクリニックの財産となっている。3焦点レンズは、値段は高いが、全てが見たい人には値段以上の価値を与えてくれるレンズだと再認識できた。

 

レーザー白内障手術は、難症例と言われる小瞼裂や小瞳孔例を経験したことにより術前にしっかり難しくなる場合をお伝えできる基準を持てた年となった。変わらず…私のレーザー技術に対する信頼感は揺るぎない。出来ることなら、全白内障手術患者様をレーザー白内障で執刀してあげたいとさえ思う。

 

術中診断装置のオラは、回旋補正されたバージョンアップ版に期待したい。ベリオンとのずれが少なくなれば、もっと患者様に恩恵を与えられるはずだ。

 

硝子体手術は、毎年100件以上執刀し、5年が経とうとしている。日帰り施設でもしっかりと貢献できている自負はある。網膜疾患がある患者様のレーザー白内障手術も上手く時期を分けて行う事が出来るようになった。そして、今年は1万カッターを使う機会は無かったが…来年は使用する機会が増えそうだ。まず回転数が5000回転の2倍となり効率が上がっただけでなく、条件設定でより安全になり、またカッターの先端形状がより増殖膜の処理をしやすくなった。臨床に即していて大いに評価できる改良だと言える。

 

緑内障手術は、ろ過手術を中心に行ったが、来年はろ過胞再建術も積極的に行っていく。白内障同時手術では、istent術が一番非侵襲的で眼に優しいと考える。緑内障の患者様にも、白内障手術は早めが良いし、白内障手術をして眼圧が下がる第2のメリットをしっかりと伝えていきたい。

 

うちは、最先端のレーザー白内障手術から網膜疾患の硝子体手術…失明原因の第1位である緑内障手術に開院から変わらずに力を入れていて実績も伴ってきた。これからもスタンスを変えずに地域貢献していきたい。

 

しかし、決して敷居が高いわけではなくどなたでも紹介状など無くても気軽に受診して頂けます。その代わり…涙道疾患やまぶたの手術は近隣の専門の先生に手術を依頼させて頂いています。私には出来ません。


目でお困りの事があれば、気軽に下之城眼科クリニックに相談してください。きっとあなたの唯一無二のホームドクターになる努力をするお約束をします!

2018.11.08更新

下記のサイトよりご覧いただけます。(別サイトに移動します)
https://femtosecond-laser-cataract-surgery.com/


レーザー白内障手術.com

2018.10.11更新

先日、数年前に白内障手術をさせて頂いた患者様が来院された。

ただ…2、3日前から急に見えづらくなったと…。一見すると、何も問題がないよう見えた。早速視力を測ってみると…強い遠視状態。最後の診察時は、裸眼で1.0出ていた。すぐに眼内レンズがあるべき場所に無くなっているんだと気がついた。

ただ、特に眼をぶつけたなどのエピソードは無し…。何故だ?


散瞳検査をしてみると、瞳孔領にあるはずのレンズがごっそり下方に落下しわずかにハプティックスが見えていた。レンズを納めたはずの水晶体嚢は、下方が脱臼してめくれ上がっていた…。


昔の手術記録や手術動画を確認したが、何もおかしなところは無くいつも通り終了していた。


この状態なら、眼内レンズを虹彩上に容易に持ち上げられる。患者様を直近の手術日に誘導した。嚢の状態次第だが、すぐに元に戻せる可能性もありと判断。その患者様は、左眼も昔逢着(他院で)になったので、私の眼の支え(チン氏帯)が弱いんですかね?っと言い辛い事を逆に自分から聞いてくれた。その日のうちに予想されうる手術時の対応法を2つ提示して、丁寧にムンテラさせて頂いた。簡単で非侵襲的な方法で終われば良いのだが…。


手術当日…予定手術の患者様達に影響の出ないように、1時間早く一番最初に執刀した。スタッフ達は普通にやりやすい環境を整え対応してくれた。開院以来…緊急手術に対応してきたからこそ、1件手術が増える…くらいの感覚で、心地良く難しい手術であっても私は手術だけに集中させてもらえるようになっている。

 

いつもの事だが、その日も、予定の硝子体手術が3件(近所の方のMH、無治療のPDR、ERM)と両眼同時の白内障手術6件とブレブ再建術があった…。

 

眼底(目の奥底)まで、万一レンズが落ちた場合にも備えて…硝子体手術のつもりでセッティングして始めた。レンズに絡んでいる硝子体を切除して、虹彩上に持ち上げるのは難しくなかった。水晶体嚢を粘弾物質で広げてみると破嚢も無く、チン氏帯は外れているが再利用できる印象を受けた。CTR(嚢に張りをもたせるリング)で補給して嚢内にレンズを固定(元通り)できれば最高と思った。


が…CTRを挿入し始めて気がついた。チン氏帯断裂の範囲がゆうに260度以上は越えていた。即座に水晶体嚢を補強して利用出来るレベルでは無く、ましてや既存のレンズの再利用も無理だと判断した。レンズと嚢を取り出して…用意しておいた強膜内固定用のレンズを利用した。


こういった手術時に肝になるのは、いかに綺麗な傷口(強膜三面切開)を作っておくか。始めから、こうなる事態も想定していての準備。結膜を大きく切開し、強膜を露出しておいた。そして…強膜創を拡大しても自然閉鎖するぐらい綺麗な3面切開(トンネル)の作成をしておいた。それが幸いして…変に虹彩脱出など起こさないで済んだ。強膜内固定は、7ミリ光学系のエタニティーが秀逸だと思い全例に使用している。特に気に入っているのが、ハプティックスの柔軟性。鑷子で掴みに行く手技の私には最高の素材だ。やりやすい。


ベストポジションに固定して、ハプティックス先端をトリミングし強膜内ポケットに納めた。慣れたものだ…初めて施行した時は、かなり難度の高い手技だと感じた。従来のレンズ逢着の手技に気待ち的に戻りたくなる時もあった。ただ逢着は上手くいっても傷口が大きくなる(7ミリ)分、術後に惹起乱視が必発する。それが嫌で仕方なかった…。


強膜内固定が、私の手技のレパートリーに加えられるレベルになってからは、白内障手術のどんなトラブル例(もともと難しい状態であっても)にも迅速に対応できるクリニックになったと言いきれる。昔のようにレンズが入らない事は皆無だと思って良い。


ただ…白内障手術は上手くいって当たり前の時代。明らかに手術前に難症例だと分かる場合や初回の手術でトラブルが起きて紹介されてきたケースでは様々な場合を想定してムンテラできる。だから対応もしっかりでき、結果も自然とついてくる。一番難しいのは、手術してみたら想定外に組織が弱くてトラブルになる場合。失敗したの?なんて思われたり、こちらも想定外なのでしっかりムンテラ出来ていない負い目を感じ、多くの術者が…必要以上に冷静さを失い、正しい判断を見誤るんだと思う。

 


ムンテラは、よく我々医療者(術者)を守るための物だと履き違えて患者様に恐怖だけを与えてはいけないと思う。ムンテラは、患者様のためにあるものであって…手術以上に実は大切な時間なんではないかと思っている。


手術は当たり前に当たり前の事をするのがプロだと思うし、後から『聞いていなかった』や『誤解していた』は絶対に言わしてはいけないキーワード。これからもこれらを肝に銘じ…ムンテラに時間をかけるクリニックで在りたいと思う。

 

もちろん不幸にも…眼内炎や術後網膜剥離、駆逐性出血が起きたとしても、善処する術を知っているし最短で対処できるスタッフが集まっている数少ないクリニックだ。

そして…レーザー白内障手術も行なっている

2016.10.13更新

この度、11月から当院でレーザー白内障の器械を導入します。北関東では初導入の施設となるらしく、身の引き締まる思いではあります。

 

ただ単純に、群馬の…高崎の患者様に最先端の医療技術を提供したいとの思いが偽りざる本音です。

 

時を同じくして…どうやらレーザー白内障手術の技術が先進医療に組み込まれるようです。(朗報です)

 

ご存知の通り、多焦点眼内レンズでは、既に先進医療の認可施設として当院は認定されておりますので、生命保険会社の先進医療特約に加入されていますと、実質負担額は0円でレーザー白内障手術も選択可能です。もちろん術前、術後の検査や投薬は国民健康保険や社会保険でまかなえます。

 

先進医療特約に加入されている方は、どうぞ、安心して最先端の白内障手術技術と多焦点眼内レンズのメリットを享受してください。

 

もし先進医療特約に加入されていない方でも…通常の保険でのマニュアル単焦点眼内レンズ(乱視矯正含む)の選択からマニュアル多焦点眼内レンズ(自費)、レーザー白内障手術を用いた単焦点眼内レンズや多焦点眼内レンズ(自費)の選択が可能です。

 

患者様に、眼内レンズから手術術式まで自由に選んで頂ける施設に変容していきます。

 

一生に一度きりの白内障手術…ぜひとも選択肢の多い下之城眼科クリニックをお役立てください!微力ながらお手伝いをさせてください!

2015.05.24更新

少しでもより良い地域医療を提供したいという考えから、患者様にアンケート調査をお願いしました。多くのご意見をいただきありがとうございました。

 

アンケート結果はこちら>>

些細なことと思わず、どうぞお気軽にご質問ください。

2015.03.01更新

①白内障の予防方法はありますか?

残念ながら白内障は、老化の一種で防ぎようがありません。私も将来必ずなります。80歳で100%というデータもあるぐらいです。当院では、点眼薬も上記理由から処方していません。ただし紫外線対策やビタミンCやビタミンEなどの摂取は良いとされています。

②そもそも白内障って?

人の眼はよくカメラに例えると理解しやすいと思います。白内障は水晶体(カメラで言うところのレンズ)が主に加齢により濁りが生じた状態です。症状として、かすみ、眩しさ、視力低下などが引き起こされます。進行がゆっくりなため、なかなか自覚症状を感じにくい事があります。60歳以上の方は定期的な眼科受診をお勧めします。

些細なことと思わず、どうぞお気軽にご質問ください。

2015.03.01更新

③白内障ならすぐに手術は必要なの?

癌のような悪い病気ではありませんので、発見し次第すぐに対処が必要な病気ではありません。まずは生活上不自由(特に免許更新で必要な視力低下など)がなければ手術をする必要はないと思いますし、患者様の希望が一番に尊重されるべきかと考えます。が、眼によっては早く手術をした方が良いと判断する場合もあったり、また自覚以上に白内障が進行している場合もありますので、ぜひ当院をその相談相手にさせてください。十人十色の白内障ストリーがあると思いますので、スタッフ一丸となりその方にとってのベストな方法が選択できるよう尽力致します。

 

些細なことと思わず、どうぞお気軽にご質問ください。

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